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シンクロニシティ研究室

キーワード

  • 観察法
  • 内と外のつながりを受け止める
  • 人生・自分自身への信仰

概要

シンクロニシティとは、通常の因果律では因果関係が見いだせない事象における確かな因果関係のことをいいます。
占いの結果が当たるなどはこの部類に入ると私は考えます。(占星術などのように偶然性を伴わない占いは別です。ここでいう占いはタロットカードや易などにみられるような偶然性を基礎としたものです。)
C.G.ユングは、シンクロニシティを3つのタイプに分類しています。

  • 心の内容(思念とか感情)と外で起こる出来事の間の一致
  • 夢やヴィジョンが遠くで起こっている出来事と一致する
  • 人があることについてイメージ(夢,ヴィジョン,前兆など)をもち、それが将来実際に起こったという場合
C.G.ユングは、シンクロニシティが実際に有り得ることを証明しようとしていました。
ここでは、シンクロニシティがあるかどうかを研究しません。
あるという前提のもとで、シンクロニシティをいかに活用するかを論じます。

観察法

シンクロニシティを意識することそれ自体で活用することは可能です。
日常の出来事の中の偶然の一致を偶然で済ませるのではなく、その偶然が生じた意味を考察することが重要です。(だだし、悲観的な考察はお勧めできません。あくまでも建設的な考察を行ってください。実際にシンクロニシティは悪いようには働きません。)
シンクロニシティははっきりと意識できるものから、見落としてしまいやすいものまで様々あります。
見落としを少なくするためには、観察法を行います。

では観察法について説明いたします。
日常生活において、五感で感じたものすべてを記憶するよう努力します。
そしてそれをあたかも実際に体験しているように思い出せるように記憶するよう心がけます。(実際にはそこまでできません。出来る人がいるかもしれませんが・・・。まあそれぐらいの気持ちでやってください。)
目で見たものをあとでそのまま見えるように、耳で聞いたことをあとで聞き直せるように、あと略。
また、五感だけでなく感情や思考なども同じように再現できるように記憶します。(全部は無理です。できる部分だけで良いです。完璧にやるより継続を心がけてください。)
これを続けているうちに意識が体から若干浮いた感じになります。
感情や思考している自分を観察しているような状態になります。
この状態になったらこの行をやめるときは注意が必要です。
それは、観察力が高まっているので入ってくる情報量が多くそれを処理できるだけの精神状態を維持する必要があるからです。
行をやめるとこの精神状態が感情と融合し些細なことで不機嫌な状態になります。
そのままやめ続けると観察力が低下し普通の状態に戻ります。
記憶したものを思い出すのは落ち着ける時間帯であればいつでも良いです。
思い出しているうちにそれぞれの事象に関連性や方向性を見いだせるようになるはずです。
それをよく分析して人生にやくだたせてください。

内と外のつながりを受け止める

自分自身の内面と外の出来事との間に関係があることを感じてください。
これがとても重要なことです。
この思想がなければ十分にシンクロニシティの恩恵にあずかれません。
これはそういう気持ちを持つだけで充分です。
つねにこのことを念頭においておくことが大事なのです。
そうすれば、この世界があなたに重要なことを告げます。
それは、あなたがこの世に存在する意味です。

人生・自分自身への信仰

最後に、シンクロニシティは人生と関わってきます。
自分自身の人生に対して信頼をおくこと。
これは、自分の存在意義を自分が信仰することです。
この信仰により、道が目の前に開かれます。
論理的な位置ではなく、人生の位置をシンクロニシティは表現します。
我々が通常認識している世界の外側にある世界についての一部をシンクロニシティは見せてくれます。
それ故に、生の意味を確信出来ると思います。